ゴールドとその種類

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今日は金(ゴールド)についてお話ししたいと思います。

ゴールドも前回お話ししたプラチナと同様で含有率によって表示が異なります。

名前刻印1刻印2含有率
24金K24999.999.99%以上
22金K2291791.70%
20金K2083583.33%
18金K1875075%
14金K1458558.5%
10金K1042042%

現在のジュエリーでは刻印1での表示をよく見かけます。

逆に祖母から譲り受けた1960年から70年代のネックレスや指輪には刻印2での表示が多いです。

また、24金や22金は昔はジュエリーに使われていましたが、純度が高いために柔く傷がつきやすいことと、柔らかいがゆえに加工がかえって難しく、今ではほとんど使われていません。

ゴールドの色の種類について

純金以外の金には割り金という金以外の金属が含まれていて、「銀」と「銅」が使われています。

この割り金の混ぜ方次第で、ピンクゴールドやレッドゴールド、グリーンゴールドなど様々な色を作ることができます。

ピンクゴールドは銅の割合を増やしピンク系にしていて、グリーンゴールドは割り金を銀だけにしています。

ブランドによっては独自の色を作り、オリジナルの名前をつけて販売してるところもあります。

また、ホワイトゴールドはイエローゴールドに「ロジウム」という金属をコーティングして、プラチナに似たシルバー色を出しています。

色味としてはプラチナの少し黒目な輝きより明るい輝きです。

このホワイトゴールドはロジウムコーティングが剥がれてくると、下地のイエローゴールドが見えてきます。

たまに身につける程度であれば数年は剥がれてこないかと思いますが、毎日つけていると1年ほどで剥がれてきます。

実際、私も仕事で毎日つけていたホワイトゴールドの指輪は、手のひら側のよくものに当たる部分が剥がれてきていました。

剥がれるといっても急に金色が見えるわけではなく、少しずつ「金色になってきたかな?」という程度の剥がれ方で、コーティングし直せば元の色に戻りますのでご安心を。

ただ、結婚指輪など毎日身につけるものを都度コーティングし直すのは手間かと思いますので、ご予算が合えばプラチナをおすすめします。

ネックレスに関しては、指輪と違いぶつけたりすることは少なく、ほぼ剥がれることなくお使いいただけるので、普段使い用でもホワイトゴールドで十分かと思います。

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